マンション解体による立ち退き通知に対し、司法書士のアドバイスで「回答書」を作成。こちらに家賃滞納等の落ち度はなく、現在と同条件の移転先を探すのは大変だという事を記し郵便局員のチェックで半角数字を全角に修正(20を2 0に)。配達証明付き内容証明で貸主代理人司法書士に郵送しました。後は返答を待ちます。
以下内容です。氏名、日付は非表示にします。
回答書
XXXX代理人 XXXX様
平成2 0年X月XX日付け「お知らせとお願い」に対し以下のとおり回答いたします。
私は平成7年X月XX日、本件建物賃貸借契約締結以来1 2年間、本件所在地において大久保XXXXを経営し現在に至っております。その間ただの一度の賃料滞納もなく賃貸人との信頼関係も厚く、なんら不満なく過ごしてまいりました。本件建物での生活に満足しています。
しかし、先日貴殿よりいただいた「お知らせとお願い」文書には一方的に上記契約を解約する旨の申出があり、大変驚いています。まさに晴天の霹靂です。経営も本件建物に事務所が存在する事により成り立っているといっても過言ではありません。
上記契約以来、本件所在地において顧客を獲得し、万が一、本建物より転出することになれば顧客も離れていくものと思われます。そうなれば私の生活基盤は根底より覆されることになります。かといって他の建物に移転するだけの資力は私にはありません。結果、最悪廃業の結果も予想されます。確かに貴殿の言われるとおり本件建物は築後4 4年経過した建物ではありますが、周囲には同様の物件が少なからずあり、賃貸用建物として使用されています。従って本件建物もまだ使用可能であり、今すぐ取り壊す必要性に乏しいものと考えられます。
本件建物を転出した場合、想定される私の窮状をどうぞお汲み取りいただき、本件建物賃貸借契約の解約申し出を撤回していただきたくお願い申し上げます。
以上回答いたします