美術部顧問だった納富栄太先生はユニークな存在でした。生徒が描いた絵を見て「なんちゅーかねー」と言葉を選びながら遠慮がちに批評し、自宅に遊びに来た部員とウイスキーを一緒に飲み、職員室よりも部室に居ることが多く、RCサクセションが歌っていた「ボクの好きな先生」という感じでした。
高校退職後は佐賀の焼き物の町、有田に住まいを移し陶芸を始められ、作品も売れていて、代官山の有田焼きの店には「納富栄太コーナー」があります。
有田の窯をOB達が時々訪ねていますが、最近の便りで有田の不振が書かれていたので気になっています。